韓国のハンファは、昨年の10億2000万豪ドル(6億4617万米ドル)の買収提案が失敗に終わった後、アフターマーケットでの買収提案でオーストラリアの造船大手オースタルの株式最大9.9%を買収することを目指していることが、月曜日に明らかになった条件説明書で明らかになった。
ロイターが閲覧した条件説明書によると、ハンファはオースタル株4120万株に対し1株当たり4.45豪ドルの提示を提示した。
ロイターが閲覧したメッセージの中で、この取引の幹事らは投資家に対し、取引の幹事は既にカバーされていると伝えた。
条件説明書によると、韓国企業は「現時点で」オースタルの買収提案を行うつもりはない。
ハンファとオースタルはコメントの要請にすぐには応じなかった。
提示価格は、オースタルの月曜日の株価終値3.83豪ドルに対して16.2%のプレミアムとなる。
条件説明書によると、ハンファはアフターマーケットでの買収提案以前にはオースタルの直接所有権を一切保有していなかったが、現金決済のトータル・リターン・スワップを通じて9.9%の権益を保有している。
条件説明書によると、韓国企業はオーストラリアの外国規制当局の承認を申請し、株式保有比率を19.9%に引き上げる予定だ。
ハンファグループはエネルギー、防衛、金融業界にわたる資産112兆ウォン(773億3000万ドル)を保有する韓国第7位の複合企業である。
(ロイター)