ハンファ、元米国国家安全保障担当副大統領補佐官を最高経営責任者に任命

23 9月 2025
出典:ハンファグループ
出典:ハンファグループ

韓国の防衛、造船、エネルギーソリューションプロバイダーであるハンファグループは、国際市場における同社の戦略的取り組みを率いるグローバル最高戦略責任者(CSO)にアレックス・ウォン氏を任命した。

ワシントンDCを拠点とするこの新設された役職において、ウォン氏は、パートナーシップを深め、防衛能力を構築し、特に米国と欧州の主要市場での再産業化を加速するためのハンファの取り組みを主導します。

ウォン氏は国家安全保障と国際外交において豊富な経験を有しています。直近ではホワイトハウスで国家安全保障担当首席補佐官を務め、防衛、国際関係、諜報活動全般にわたる政策調整を担いました。また、米国国務省でも、北朝鮮担当特別代表代理や東アジア太平洋担当次官補代理などの要職を歴任し、朝鮮半島およびインド太平洋地域全体における米国の戦略策定において中心的な役割を果たしました。

「ハンファは、世界の防衛・造船業界にとって極めて重要な時期に、極めて重要な企業です」とウォン氏は述べた。「ハンファの世界クラスの技術、高度な製造力、そして数々の戦略的分野における卓越した事業運営は、米国、欧州、そして世界各国の安全保障、繁栄、そして産業の回復力を強化するでしょう。」

ハンファはグローバル展開を継続しており、アメリカの造船業界の活性化と先進的な陸上防衛システムの提供において重要な役割を果たしています。欧州では、ハンファは大陸の再軍備強化を加速させ、先進的な能力を提供し、地域産業の協力を促進し、防衛サプライチェーンのレジリエンスを構築する立場にあります。

ハンファグループ副会長のキム・ドンクワン氏は、「国際安全保障と同盟構築の最高レベルでの豊富な経験を持つアレックス・ウォン氏は、米国、欧州、そしてその他の国々におけるハンファのパートナーとの関係を強化し、より深い協力関係を築き、意義のある能力を提供してくれるでしょう」と述べた。「ハンファは、先進的なシステムや次世代造船所から、強靭な産業能力に至るまで、現代防衛の未来を形作ることに尽力しており、アレックス氏はそのビジョンの実現において重要な役割を果たすでしょう。」

カテゴリー: 造船