マイヤー・トゥルクがTUIクルーズの「マイン・シフ7」を納入

マリンリンク10 6月 2024
マイン・シフ7(写真:マイヤー・トゥルク)
マイン・シフ7(写真:マイヤー・トゥルク)

トルコの造船会社マイヤー・トゥルクは月曜日、ドイツのクルーズラインTUIクルーズに「マイン・シフ7」を引き渡した。

マインシフ7は、トゥルク造船所で建造されたマインシフシリーズの7番目の船です。「マインシフ7の象徴的な生産開始、鋼板切断式は、2022年6月14日に当社の造船所で行われました」と、マイヤートゥルクのCEOであるティムマイヤーは述べています。「2年も経たないうちに、今日、TUIクルーズにマインシフ7を納入できたことを非常に誇りに思います。これは、当社の長年にわたる緊密な協力によって可能になりました。」

マインシフ 7 は、マインシフ フリートで初めて低排出の船舶用ディーゼル (最大硫黄含有量 0.1%) のみで航行する船です。この船には陸上電源接続があり、触媒コンバーターが装備されています。さらに、マインシフ 7 はメタノールでも航行できるように造られており、将来のグリーン メタノールを使用することで、船の推進力はほぼ CO2 ニュートラルになります。マインシフ 7 は、マイヤー トゥルク造船所で建造されたメタノール機能を備えた最初の船です。

「この船を受け取ることは私たちにとって特別な瞬間です。10年前、私たちはここトゥルクで最初のブルーモーションクラスの船を取得し、2019年までに合計6隻の船を建造しました。素晴らしい協力と私たちのウェルビーイング船団の開発について、マイヤートゥルク造船所に感謝したいと思います。私たちは現在、マインシフ7号に乗ってキールに向けて航海しており、6月12日に最初のゲストを迎える予定です」と、TUIクルーズのCEO、ウィブケ・マイヤーは述べています。

長さ: 316 m
船体幅: 35.8 m
総トン数: 111,500
乗客数: 2,894
乗員数: 1,447
旗国: マルタ

カテゴリー: 造船