新しい砕氷船がサービスに参入

エリック・ホン1 4月 2018
北極海の氷試験中に氷結しているLNG船のウラジミール・ルサノフ(写真:MOL)
北極海の氷試験中に氷結しているLNG船のウラジミール・ルサノフ(写真:MOL)

Mitsui OSK Lines、Ltd.(MOL)とChina COSCO Shipping Corporation Limited(中国COSCO Shipping)が共同所有している新しい砕氷液化天然ガス(LNG)運搬船がロシア北部のYamal LNG工場で最初の貨物を積みました。

299m、172,000m3のVladimir Rusanovは、3月27日と28日にSabetta港でYamal LNGを初めて搭載した。

ウラジミール・ルサノフ氏は、 2017年12月に名誉授与式を経て韓国の大宇造船所(大宇造船)Okpo造船所を出発し、 3日間の氷試験のためにスエズ運河を通じて北極海に向かいました。

ARC 7 LNG船は、ロシアのヤマル半島の北東角にあるヤマルLNGプロジェクトからの年間輸送用LNG輸送の長期傭船の下で、MOLと中国のコスコ海運が発注する3新ビルドの最初のものです。

第2船と第3船は大宇建設で建設中で、2018年9月末と2019年9月末にヤマルLNGプロジェクトに引き渡される予定です。

「MOLは、天然ガスやその他のエネルギー資源の巨大開発の可能性がある北極圏へのアクセスが容易であるという観点から、新しい北極圏LNGプロジェクトへの積極的な姿勢を継続している」と同社は語った。

ウラジミール・ルサノフ
長さ:299m
幅:50m
ドラフト:12m(氷海セーリングで)
LNGタンク:膜式
貨物タンク容量:172,000m3
アイスクラス/仕様:RMRS ARC7 /北極環境のための特別仕様
アイスブレークセーリング機能:アイスブレーカーの弓構造。 3軸PODプロペラ後部構造
マックス砕氷能力:2.1m(後進時)
造船所:大宇造船エンジニアリング株式会社
船舶管理会社:三井興業株式会社(以下、MOL)
所有権:MOL 50%/中国COSCO配送料50%

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