エクイノール社のエンパイア・ウィンド・プロジェクトを支援するため、ECOリバティ・サービス社のオペレーション船が進水

30 6月 2025
© エクイノール
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エンパイア・ウィンドの開発元であるエクイノール社は、6月28日、ニューヨークの洋上風力発電プロジェクトへの配備に向けて、サービスオペレーション船「ECOリバティ」を正式に進水させました。ニューオーリンズ港のミシシッピ川で行われた命名式では、ルイジアナ州ファーストレディのシャロン・ランドリー氏が同船の「ゴッドマザー(名付け親)」を務めました。

イベントでは、ルイジアナ州知事のジェフ・ランドリー氏、エクイノール社およびエジソン・シュースト・オフショア社の幹部らが講演を行いました。式典では、ニューオーリンズ市長ラトーヤ・カントレル氏が署名した、6月28日をECO自由の日と宣言する宣言文が発表されました。

アメリカ製のECOリバティ号は、エジソン・シュースト・オフショア社とルイジアナ州民500人以上によって建造されました。船体はアメリカ製の鋼材を使用し、メキシコ湾岸の複数の州で製造された部品も含まれています。

全長262フィートのハイブリッド動力搭載型ECOリバティはまもなくニューヨークに向けて出航し、ニューヨーク市サウスブルックリン・マリンターミナルを母港とします。同ターミナルでは、2,000人以上の作業員が、エンパイア・ウィンド社の次世代の中間準備施設、運用・保守基地、そしてコントロールセンターの建設に従事しています。ECOリバティは、リース区域で進行中の海洋建設作業を支援するために配備され、最終的には、沖合に駐留するエンパイア・ウィンド社の熟練作業員の拠点として機能します。ECOリバティを含め、今後新たに米国船籍船が米国ジョーンズ法適合船隊に加わる予定です。

カテゴリー: オフショア, 船舶, 造船