イエメン沖でフーシ派のミサイル攻撃を生き延びてから約1週間後、火曜日、11人のフィリピン人船員がフィリピンに到着した。
彼らはバルバドス船籍のギリシャ運航商船トゥルー・コンフィデンス号の乗組員で、先週フーシ派が攻撃し、フィリピン人2人を含む船員3人が死亡した。移民労働者省は声明で、生存者11人はマニラ到着時に政府の支援を受けたと発表した。
トゥルー・コンフィデンス号の乗組員、マーク・アンソニー・ダゴホイさんは、自分たちが経験したことを思い出すのは難しいが、救出してくれた軍人には感謝していると語った。
「私たちはただ家族と一緒にいたいだけです」とダゴホイさんは記者会見で語った。
当局者らは、重傷を負った他のフィリピン人2人がジブチの病院で回復していると述べた。医学的に問題がなければ、飛行機でマニラに戻ることになる。
フーシ派は11月以来、ガザで進行中の戦争におけるパレスチナ人との連帯作戦であると主張し、紅海の船舶を攻撃している。
この攻撃により世界的な輸送が混乱し、企業は南アフリカ周辺のより長くより高価な航路へのルート変更を余儀なくされ、コストが上昇した。
エドゥアルド・デ・ベガ外務次官は火曜日、フィリピン政府はまた、フィリピン船員が高リスク地域への派遣を拒否する権利を有することについて国際運輸労連と合意に達したと述べた。
フィリピンは世界の海事部門にとって船員の主要供給源となっている。彼らは、毎月25億ドル以上を本国に送金している数百万人の海外フィリピン人の一人であり、個人消費を押し上げ、国内経済の成長を促進している。
(写真:フィリピン保健長官)
(ロイター - エロイーサ・ロペスとジェイ・エレノが報告、エド・オズモンドが編集)