ロシア国防省は金曜日、ウクライナの黒海の港に向かう船舶は軍事目標とみなされる可能性があると警告した2日後、同国の黒海艦隊が実弾演習で水上目標にロケット弾を発射する訓練を行ったと発表した。
ロシアは月曜日に黒海穀物協定を離脱し、ウクライナ産穀物を運ぶ船舶の安全保証を取り消したことを受け、今週初めに警告を発した。
その後、キエフは穀物の輸出を継続するために一時的な航路を設定したいと述べ、ロシアはウクライナの黒海の港に向かう船舶は軍需品を積んでいるとみなされる可能性があると警告した。
国防省は声明で、「黒海艦隊の戦闘訓練計画に従い、イワノヴェツミサイル艇の乗組員は標的艦艇に向けて対艦巡航ミサイルの実弾射撃を実施した」と述べた。
「遠隔測定データと無人航空機からのビデオ監視により演習の成功が確認され、ロケット攻撃の結果、標的の船舶は破壊された」と付け加えた。
また、同社の艦隊は一時的に航行禁止区域を閉鎖し、「違反船舶の拿捕」の訓練も行ったと述べた。
(ロイター通信 - ロイター通信、執筆:Caleb Davis、編集:アンドリュー・オズボーン)