フーシ派は射程圏内のイスラエル行き船舶を標的にすると表明

3 5月 2024
タンカー「マーリン・ルアンダ」は2024年1月26日にフーシ派が発射した対艦ミサイルの攻撃を受けた。(写真:インド海軍)
タンカー「マーリン・ルアンダ」は2024年1月26日にフーシ派が発射した対艦ミサイルの攻撃を受けた。(写真:インド海軍)

イエメンのフーシ派は射程圏内のあらゆる地域でイスラエルの港に向かう船舶を標的にするだろうと、軍報道官ヤヒヤ・サレア氏は金曜日のテレビ演説で述べた。

「我々は到達可能なあらゆる地域で、地中海のイスラエルの港に向かう船舶を標的にするだろう」と彼は語った。

イランと連携するフーシ派過激派は、ガザ戦争におけるパレスチナ人への支持を示すため、11月以来、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、アデン湾の重要な航路で船舶に対するドローンやミサイル攻撃を繰り返している。

このため、船会社は貨物の輸送経路を南アフリカを迂回するより長距離で費用のかかるルートに変更せざるを得なくなり、イスラエルとハマスの戦争が拡大し中東の不安定化を招くのではないかという懸念が高まっている。


(ロイター通信 - ジャナ・シュケイル記者、マイケル・ジョージー記者、ケビン・リフィー記者による編集)

カテゴリー: 海洋安全保障