トゥルキエ沖で移民船沈没、死者22人のうち子供も

15 3月 2024
© ジャンニス / Adobe Stock
© ジャンニス / Adobe Stock

トルコ北西部チャナッカレ県沖で移民を乗せたゴムボートが沈没し、子供7人を含む少なくとも22人が溺死したと地元知事室が金曜発表し、捜索救助活動が続いていると付け加えた。

チャナッカレ知事事務所は声明で、ボートが転覆した後、沿岸警備隊によって2人が救助され、残りの2人が「自力で」生き残ったと発表した。

同紙によると、航空機1機、ヘリコプター2機、沿岸警備隊や他の救助当局の船舶計18隻が捜索救助活動に参加し、人員502人が参加した。

カバテペ港からの映像には、捜索救助活動に参加し、甲板に遺体袋を積んで港に戻るボートが映っていた。医療従事者や警備員が遺体袋をボートから運び、そこで待機している救急車に乗せる様子も見られた。

これに先立ち、チャナッカレのイルハミ・アクタス知事は国営アナドル通信に対し、救出された移民4人が入院したと語った。

ボートに何人の移民が乗っていたかはすぐには明らかではないと知事はアナドルに語った。


(ロイター - トゥヴァン・ガムルクク氏とブルク・カラカス氏によるレポート、アリ・クチュクゴメン氏による追加レポート、ジョナサン・スパイサー氏、バーバラ・ルイス氏、トビー・チョプラ氏による編集)

カテゴリー: 海洋安全保障