スリランカ当局は月曜、ソマリアの海賊容疑者にハイジャックされたスリランカ漁トロール船の乗組員6人が救出されたと発表した。
日曜日のハイジャックは、アデン湾と紅海の海域で何年も襲撃が成功していないソマリアの海賊行為が復活するのではないかとの懸念を煽る一連の襲撃事件の最新のものだった。
2008年から2018年にかけて主要水路で混乱を引き起こした海賊たちは、イエメンのイランと連携するフーシ派による船舶への攻撃によって引き起こされた混乱を利用しているようだ。
スリランカ海軍報道官ガヤン・ウィクラマスリヤ氏によると、日曜日にトロール船と一緒に航行していた2隻目の船から当局に事件の通報があり、セーシェル沿岸警備隊が対応したという。
同氏は、「特別な作戦の結果、トロール船と乗組員全員が救出され、ソマリア海賊容疑者3人も拘束された」と述べた。
ウィクラマスリヤ氏によると、救助はセーシェルのマヘ島から約230海里の地点で行われたという。
マルタ船籍のMV Ruen号は、2017年以来初めてのソマリア海賊による商船ハイジャック事件で、ソマリア海岸近くで1か月半拘束された。
英国の海事監視員らによると、土曜日、ソマリア海岸から780海里離れたばら積み貨物船の警備チームが、不審な接近をした小船に乗った武装集団と銃撃戦を行った。
(ロイター - ウディサ・ジャヤシンハ記者、ジョージ・オブルツァ執筆、アーロン・ロスとロス・ラッセル編集)