英国の海事当局2社は日曜日、イエメンのアデン沖で2隻の船が砲弾の直撃を受け炎上したと報告した。
英国の警備会社アンブリーは日曜日、アンティグア・バーブーダ船籍の一般貨物船がアデンの南東83海里の海上でミサイル攻撃を受け、火災が発生したと発表した。火災はその後鎮火した。
これに先立ち、英国海上貿易局(UKMTO)は、アデンの南東80海里で発生した事故について船長から報告を受けたと発表していた。
「同艦はアデン湾に沿って南西方向に時速8.2ノットで航行中、前方基地がミサイル攻撃を受けた。火災が発生したが鎮火した」とアンブリー氏は助言文書で述べた。
「2発目のミサイルも目撃されたが、船には当たらなかった。事件発生中、付近の小型ボートに乗っていた乗組員らが船に向けて発砲した。」
アンブリー氏は、船が左舷に進路を変えて速度を上げたと述べ、「負傷者の報告はない」と付け加えた。
一方、アンブリー氏とUKMTOは、アデンの南西70海里で別の事件が発生したという報告を受けたと述べた。
「船長の報告によると、船尾に未知の弾丸が当たり、火災が発生した。被害の抑制が進められている」とUKMTOは勧告書で述べた。
死傷者の報告はなく、船は次の寄港地に向かっているとも付け加えた。
イエメンの人口が最も多い地域を支配し、イランと連携しているフーシ派民兵は、ガザでイスラエルと戦うパレスチナ人と連帯して行動していると主張し、数ヶ月間イエメン沖の船舶を攻撃している。
フーシ派戦闘員はバブ・エル・マンデブ海峡とアデン湾でドローンとミサイルによる攻撃を開始し、11月以降、船主は南アフリカを迂回するより長く、より費用のかかる航海を強いられている。
米国と英国は、この攻撃への報復としてフーシ派の拠点に対する攻撃を実施した。
UKMTOは日曜日、イエメンの港湾都市アデンの南西89海里の海域で商船がミサイル攻撃を受けたとの報告を受けたと発表した。
UKMTOからの通知書には「船舶が攻撃を受けたとの報告がある」とあるが、船舶に死傷者はおらず、次の寄港地に向かっていると付け加えた。
(ロイター - ムハンマド・アル・ゲバリー記者による報告、シンシア・オスターマン、リチャード・チャン、キム・コギル記者による編集、アダム・マカリー記者による追加報告、アレクサンダー・スミス記者による編集)