トルコ海事当局と船長は金曜、ロイターに対し、ウクライナのイズマイール港に向かう途中、木曜日に黒海を航行していたトルコ船籍の一般貨物船は爆発による被害を受けなかったと語った。
当局は「カフカメトラー船がルーマニア/スリナ(港)沖を航行中、バトゥミ港からイズマイル港に向かう途中、後方15~20メートルで爆発が発生した」と発表した。
同船は検査を経て貨物を届けるため目的地へ航行を続けたが、爆発が機雷によって引き起こされたという証拠はなかったと付け加えた。
海事関係者らは木曜日、ロイターに対し、同船は機雷に衝突し軽度の損傷を受けたが、乗組員は無事だったと語った。
イスタンブールに本拠を置く同船の運航会社カフカメトラー・マリタイム氏によると、同船は現在イズマイル港に向かっており、ドナウ海峡の船舶渋滞により船の動きが遅くなっているとのこと。同社は、乗組員は無事で、船のメンテナンスは必要なかったと付け加えた。
同船の船長は別途声明で、爆発の原因は明らかではないが、爆発は黒海の底地雷によって引き起こされたようだと述べた。
(ロイター - Ezgi Erkoyun および Jonathan Saul による報告 / Mark Potter による編集)