フーシ派、紅海に軍事「奇襲」を導入すると発表

29 2月 2024
© ウラジミール・バルテル / Adobe Stock
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イエメンのフーシ派は紅海作戦に軍事的「奇襲」を導入すると、イランと連携するグループの指導者アブドゥル・マリク・アル・フーシ氏が木曜日のテレビ演説で述べた。

アル・フーシ氏は「われわれの軍事作戦は継続し、前進するだろうし、敵がまったく予想しないような驚きもある」と述べた。

フーシ派武装勢力は11月中旬以降、ガザでのイスラエルの軍事行動に対してパレスチナ人と連帯して行動していると主張し、国際商船に対して繰り返し無人機やミサイルを発射している。

彼らの紅海攻撃により世界の海運は混乱し、企業はアフリカ南部を巡る長くて高価な航路へのルート変更を余儀なくされ、イスラエル・ハマス戦争が拡大して中東全域を不安定化させるのではないかとの懸念が高まっている。

米国と英国は先月、紅海の船舶への攻撃への報復としてイエメンのフーシ派標的への攻撃を開始した。


(ロイター - ヤナ・チョーケイルとアーメド・エリマムによる報告、マーク・ハインリッヒ、ウィリアム・マクリーンによる編集)