ラインメタルがドイツの造船会社に注目していると報道

マティアス・インヴェラルディとザビーネ・シーボルト28 8月 2025
著作権 nmann77/AdobeStock
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欧州の防衛大手ラインメタルはドイツの造船大手、海軍艦艇ルアーセンの買収に関心を示していると、業界筋が水曜日にロイター通信に語った。デュッセルドルフに本社を置く同社は海軍事業への進出を検討している。

ラインメタルの計画を最初に報じたビルト紙によると、監査役会は今後数週間以内に買収を検討する予定だという。

ビルト紙によると、造船会社を所有するルエルセン家は、ハンブルク、ヴィルヘルムスハーフェン、ヴォルガストの軍用造船所を売却し、大型ヨットの建造に注力する計画だという。

ビルト紙によると、民間企業であるNVLは、ティッセンクルップの軍艦部門TKMSと並んで大手の海軍艦艇製造会社であり、年間売上高は10億ユーロ(11億7000万ドル)に上る。

同紙は、事情に詳しい人物の話として、買収にはルアーセン家の承認が必要なため、買収が失敗する可能性もあると伝えた。

ビルド紙の報道について問われたラインメタルのアルミン・パペルガーCEOは、同社は常に製品ポートフォリオの拡大に関心を持っていると述べたが、詳細は明らかにしなかった。パペルガーCEOは今月初め、戦車や弾薬を製造するラインメタルが、海軍部門への投資についてパートナー企業と協議中であると述べていた。

NVLの広報担当者は木曜日、同社は憶測については公にコメントせず、この件についてこれ以上の情報は提供しないと述べた。

ラインメタルは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて欧州が推進する防衛力強化策の最大の受益者の一つだ。

一方、米防衛産業大手ロッキード・マーチンLMT.Nの欧州責任者デニス・ゲーゲ氏はヴィルトシャフツヴォッヘ紙に対し、同社はドイツ北部ウンターリュースの拡張施設でATACMSやヘルファイア型を含むミサイルをラインメタルに製造させる協議を行っていると語った。

両社は4月、2024年に締結した覚書に基づき協力関係を拡大し、ロッキードがミサイルとロケットの技術を提供し、ラインメタルが欧州でミサイルの製造・販売を行うと発表した。

ゲージ氏はミサイルの最終リストはまだ決定されていないと述べた。

(ロイター)

カテゴリー: 造船