ナイジェリアの国営石油会社NNPC Ltdは月曜日、盗まれた原油を積んでいた80万リットル(21万1,338米ガロン)の船舶がカメルーンに向かう途中で沖合で拿捕され、石油盗難の抑止力として破壊されると発表した。
ナイジェールデルタ地帯のパイプラインや井戸からの原油盗難は近年、同国の生産を阻害しており、ボラ・ティヌブ新大統領が直面する最大の課題の一つとなっている。
NNPCによると、原油はオンド州南西部の井戸から盗まれた。 MT Tura II船は地元で登録されたHolab Maritime Services Limitedが所有しており、石油に関する有効な文書は何も持っていなかった、と同社は述べた。
ホラブ社のウェブサイトに掲載されている数値についてはコメントが得られていない。
NNPCは「盗まれた原油の輸送に関与した船舶を破壊することは強力な抑止力として最も重要だ」と述べた。
NNPCは、ナイジェリアの武装した治安当局者が船を取り囲む様子を映したビデオを配布した。
(ロイター - マクドナルド・ジルトウェ記者、サンドラ・マーラー編集)