クルーズ船ザーンダムで42人が体調不良

マリンリンク12 6月 2023

クルーズ船ザーンダム号の運航会社ホーランド・アメリカ・ラインによると、乗船者42人が「インフルエンザのような症状」を示したため、乗客らは隔離されている。

日曜朝の時点で、乗客13名と乗組員29名が船の医療センターに報告したが、船内では新型コロナウイルス感染症検査が受けられないため、これらがコロナウイルス感染者であるかどうかは不明である。

ホーランド・アメリカ・ラインは乗客に対し「十分な注意を払って」自主隔離するよう求めており、船舶の運航に必要のない乗組員も隔離されていると述べた。乗客1,243名、乗員586名が乗車している。

ザーンダムは3月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスを出航し、当初は3月21日にチリのサンアントニオで終わる予定だった南米航海に出発した。

船の航行中、ホーランド・アメリカ・ラインは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックへの懸念から運航停止を決定し、ザーンダムの航行と乗客の帰国をできるだけ早く終了させるよう努めた。乗客が飛行機に乗るためにチリのプンタアレナスで下船できることがこれまでに確認されていたにもかかわらず、クルーズ会社は下船を阻止された。プンタアレナスでは3月14日以来、船から降りた人はいない。

その後、ザーンダムはチリのバルパライソへ向かい、3月20日から1日まで食料と燃料を積み込みながら停泊した。ザーンダムは3月21日にバルパライソを出航し、現在パナマ運河通過の予約を待って3月30日到着に向けてフロリダ州フォートローダーデールに北航中である。

クルーズ会社は、代替オプションも開発中であると述べた。

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