全長73メートルのドイツの石油・化学品タンカー「アニカ」が10月11日、ドイツのキュールングスボルンの北東、バルト海で火災に遭った。
ドイツ難破船者救助協会(DGzRS)が運営するブレーメン海上救助調整センター(MRCC)が対応を主導した。
海上救助船ウィルマ・シコルスキー号は火災の報告後すぐに乗組員7人全員を救助し、ロイター通信は火災は鎮火し、船は現在ロストック港に無事入港していると報じている。
船には約640トンの石油が積まれており、現在ダイバーらが船体の健全性を確認している。
救助活動に参加した部隊には、海上救助艇WILMA SIKORSKI/現在DGzRSステーションKühlungsborn、海上救助巡洋艦ARKONA/DGzRSステーションWarnemünde、DGzRS練習船CARLO SCHNEIDER、緊急タグボートBaltic(DGzRSのMRCCブレーメンにより現場調整員、OSCに任命)、水路船舶管理局の多目的船Arkona、ロストック専門消防局の消防艇Albert Wegener、連邦警察作戦艦Neustadt、水上警察艇FehmarnとMV 4、タグボートVB Baltic、海軍SARヘリコプターと航空機、連邦警察ヘリコプターが含まれていました。