原子力貨物船の火災は鎮火

26 12月 2023
(写真:ヴァディム・トルバトフ、CC BY-SA 4.0)
(写真:ヴァディム・トルバトフ、CC BY-SA 4.0)

ロシアは月曜日、ソ連時代の原子力貨物砕氷船の火災は救急隊員らが消火したと発表し、同船を運営する国営会社は死傷者は出ておらず、原子炉の安全に対する脅威もなかったと発表した。

非常事態省によると、火災は日曜日、現在ロシア北部の都市ムルマンスクに停泊中のソ連製セブモルプト号の客室の1つで発生した。

同省によると、火災はピーク時には約30平方メートル(323平方フィート)の面積を覆い、死傷者は出ずに消し止められたと発表した。

同船を所有するアトムフロートは声明で「火災はすぐに鎮火した」と述べた。 「怪我はありませんでした。」

「重要な支援システムや原子炉プラントに対する脅威はなかった」とアトムフロートは述べた。

アトムフロットはロシアの原子力砕氷船艦隊を運営しており、ロスアトム国営原子力企業の一部門である。

ロシア北西部のムルマンスク地方は、バレンツ海と白海のほか、フィンランド、ノルウェーと国境を接している。

ロスアトムによれば、この船は1988年に就航し、10年前に大規模な改修が行われ、ロシア唯一の原子力砕氷輸送船である。


(ロイター - メルボルンのリディア・ケリー、トビリシのグレブ・ストラリョフ、ガイ・フォールコンブリッジによる報告;マシュー・ルイス、キルスティン・ドノバンによる編集)

カテゴリー: 事故