フーシ派、さらに多くの輸送路を攻撃すると誓う

15 3月 2024
©ピーター・ヘルメス・フリアン/Adobe Stock
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イエメンのフーシ派指導者アブドゥル・マリク・アル・フーシ氏は木曜日、イスラエル関連船舶がインド洋を通って喜望峰に向かうのを阻止するため、船舶を標的とした同組織の作戦が拡大すると述べた。

「我々の主な戦いは、イスラエルの敵と関係のある船舶がアラビア海、紅海、アデン湾だけでなく、喜望峰に向かってインド洋を通過することを阻止することである。これは大きな一歩であり、我々はそれに関連した作戦を実行し始めた」とアル・フーシ氏はテレビ演説で述べた。

イランと連携したこのグループは、ガザ地区でのイスラエルとハマスとの戦争中のパレスチナ人との連帯運動であると主張し、11月以来紅海とアデン湾で船舶を攻撃している。

フーシ派が攻撃を開始して以来、約34人のフーシ派メンバーが殺害されたとアル・フーシ氏は付け加えた。

紅海でのフーシ派による数か月にわたる攻撃により、世界の輸送が混乱し、企業はアフリカ南部を巡るより長くより高価な航路へのルート変更を余儀なくされ、イスラエル・ハマス戦争が拡大して中東全域を不安定化させるのではないかとの懸念が高まっている。

イスラエルとパレスチナのイスラム主義組織ハマスとの戦争による混乱は、中東の他の地域にもある程度波及している。重要な航路に対するフーシ派の攻撃とは別に、イランが支援するレバノンのヒズボラ組織がイスラエルとレバノンの国境沿いでイスラエルと銃撃戦を繰り広げ、親イランのイラク民兵組織が米軍を駐留する基地を攻撃した。

米国と英国はイエメンのフーシ派標的への攻撃を開始し、民兵組織をテロ集団に再指定した。


(ロイター - エナス・アラッシュレイ氏とアーメド・トルバ氏による報告、レスリー・アドラー氏による編集)

カテゴリー: 海洋安全保障