GEバーノバの株価は、英国の洋上風力発電所でタービンブレードが故障したことを受けて金曜日に約7%下落した。これは、この電力サービス会社の設備に関連する一連の事故の最新のものである。
プロジェクト当局の声明によると、この事故はイングランド北東海岸から130キロ以上離れたドッガーバンクAプロジェクトで報告された。
GEバーノバは負傷者の報告はなく、ブレードの故障については調査中だと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
同社は5月に風力発電所で同様の事故に見舞われたが、設置の失敗が原因とされた。
これに続いて7月には、マサチューセッツ州沿岸近くのヴィンヤード・ウィンド洋上風力発電プロジェクトで、同社製のタービンブレードが破損し、グラスファイバーの破片が水中に飛び散り、近くの海岸に打ち上げられるという事故が発生した。
「今後の問題は、これが一時的な設置の問題なのか、それとも先月のヴィンヤード・ウィンド・プロジェクトでの失敗と同様に、ハリアデXブレードの製造上の欠陥なのかということだ。後者ははるかに長期的な影響を及ぼす可能性がある」とレイモンド・ジェームズのアナリスト、グラハム・プライス氏は述べた。
LSEGのデータによれば、4月にゼネラル・エレクトリックの3社分割により独立企業となったGEバーノバの12カ月先株価収益率は29.19倍で、ライバルのシーメンス・エナジーの34.29倍を大きく上回っている。
(ロイター - ソウラシス・ボーズ記者、セヘル・ダリーン記者追加取材、アニル・デシルバ記者編集)