日本船籍最大のクルーズ船ともいわれる飛鳥Ⅲは、シンガポールクルーズセンターにてFueLNG Private社による初の海上LNGバンカリングを完了した。
シンガポールクルーズセンターによると、今回の燃料補給は、シェルLNGがこの地域でLNGを燃料とするクルーズ船に供給する初の事例でもある。
飛鳥IIIは、日本の海運グループである日本郵船傘下の郵船クルーズが所有する。総トン数52,200トンの新造船で、全長230メートル、幅29.8メートル、乗客定員744名。
「業界がよりクリーンな燃料へと移行するにつれ、今後このような事業がさらに増えることを期待しています。」
「この成果は、シンガポール海事港湾庁(MPA)、FueLNGプライベートリミテッド、そしてシンガポールクルーズセンターの献身的なチームの強力なパートナーシップとサポートによって可能になりました」と同センターは述べた。