ウクライナの攻撃後、燃料を積んだ船がロシアの港で沈没

22 8月 2024

地元当局によると、燃料タンクを積んだフェリーが木曜日、ウクライナ軍の攻撃を受けてロシア南部クラスノダール地方のカフカス港で沈没した。

港があるテムリュク市の地区長フョードル・バベンコフ氏が確認したところによると、燃料タンク30個を積んだフェリーは火災を引き起こした攻撃により大きな損害を受けた。

クラスノダール地方の知事はテレグラムのチャンネルで、フェリーから乗組員17人が救出されたと述べた。救助活動は継続中で、さらに2人の乗組員の所在は不明だという。

ウクライナはこの事件について今のところコメントしていない。

ロシア国営通信社TASSは運輸省の発表を引用し、港湾職員全員が避難したと報じた。

地元の消防団は、火災現場に消火用の特別列車を派遣したと発表した。100人以上が消火活動に従事した。

複数のロシアメディアは、船から上がる炎と黒煙を映したと思われる画像や動画を共有した。ロイターはすぐには動画を確認できなかった。

TASS通信によると、火事は港の敷地内には燃え広がらなかった。

カフカス港は黒海沿岸のロシア最大の港の一つで、輸出船とクリミアへの燃料供給船の両方を扱っている。


(ロイター - マキシム・ロディオノフ、クセニア・オルロワ記者執筆、キルステン・ドノバン、デビッド・ホームズ、ジョナサン・オーティス記者編集)

カテゴリー: フェリー, 事故