湾岸および西インド洋の船舶は警戒を怠らないよう要請

19 4月 2024
© ソロビオヴァ・リウドミラ / Adobe Stock
© ソロビオヴァ・リウドミラ / Adobe Stock

英国の警備会社アンブリー社は金曜日、メキシコ湾と西インド洋を航行する商船に対し、同地域で無人航空機(UAV)の活動が活発化した場合に備えて警戒を怠らないよう勧告した。

アンブリーは、イランのエスファハーン州で「イスラエル軍の攻撃」が行われたことを示す情報を受け取ったと述べた。

これに先立ち、英国海事貿易局(UKMTO)は同様の報告を見たものの、商業船舶が攻撃の標的となった兆候はないと述べた。

金曜日、原油価格は攻撃の報道を受けて1バレル3ドルまで急騰し、中東の原油供給が途絶えるかもしれないとの懸念が広がった。ブレント原油は上昇分の一部を失い、最高値90.75ドルに達した後、0551GMT時点で1.85%上昇の88.74ドルで取引された。

イスラエルがイランを攻撃したと、事情に詳しい3人が明らかにした。イラン国営メディアは、イランがイスラエルへの報復ドローン攻撃を開始した数日後、金曜早朝、同国軍がドローンを破壊したと報じた。

イランのファルス通信は、中心地エスファハーンの軍基地付近で爆発音が3回聞こえたと報じた。イラン当局者はロイター通信に対し、ミサイル攻撃はなく、爆発はイランの防空システムが作動した結果であると語った。


(ロイター通信 - ナディーン・アワダラ、クラウダ・タニオス記者、マイケル・ジョージー、クリストファー・カッシング記者による編集)