紅海で攻撃が増加、コンテナ船が爆発で損傷

29 4月 2024
© ID1974 / Adobe Stock
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英国海事貿易運営局(UKMTO)は、月曜日にイエメンのモカの北西54海里付近で爆発があったと報告した船舶は損傷を受けたが、船と乗組員は安全で次の寄港地に向かっていると発表した。

英国の海上警備会社アンブリーは、同じ場所に停泊していたマルタ船籍のコンテナ船がジブチからサウジアラビアの都市ジェッダに向かう途中、ミサイル3発の攻撃を受けたと報じている。

イランの支援を受けるフーシ派過激派は、11月中旬以降、ガザにおけるイスラエルの軍事行動に反対してパレスチナ人と連帯して行動していると主張し、紅海地域の国際商船に対して繰り返しドローンやミサイルを発射している。

アンブリーは勧告書の中で、この船舶が標的となったのは、指定の運航会社がイスラエルと継続的に貿易を行っていたためだと評価したと述べた。

紅海地域でのフーシ派の攻撃により、世界の海運が混乱し、企業は南アフリカを迂回するより長く、より費用のかかる航海を強いられている。

米国と英国はこれに応じてフーシ派の拠点に対して攻撃を実施した。


(ロイター通信 - ナエラ・アブダラ、ジャナ・シュケイル記者による報告、マイケル・ゲオルギー、トビー・チョプラ記者による編集)