川崎重工、中国で造船

ラックスマンパイ4 3月 2019
画像:川崎重工業株式会社
画像:川崎重工業株式会社

日本の多国籍企業であるKawasaki Heavy Industries(KHI)は、韓国のライバルとの競争の中でコストを合理化したため、中国北東部に新しいドックの建設を完了しました。

船舶および海洋構造物の製造業者からの記者会見によれば、KHIは、中国の遼寧省大連市にある大連COSCO KHIシップエンジニアリング(DACKS)で、この新しいドックで最初の船舶の建設を開始しました。

DACKSは川崎とチャイナコスコシッピングコーポレーションリミテッド(チャイナコスコシッピング)によって共同運営されており、建造中の船は中国のCMBファイナンシャルリース株式会社に納入される61,000 DWTのバルクキャリアです。

この最近完成したドックは、2007年にDACKSが設立されてから計画されており、より大きな成長を可能にするために建設されました。

2号ドックの長さは550メートル、幅は68メートルです。2台の800トンガントリークレーンを含む4つのクレーンが装備されています。デュアルドック構成により、DACKSは大型商船をより効率的に建造することができます。

今後、川崎は、DACKSと中国の2つの合弁会社である南通コスコKHIシップエンジニアリング株式会社(NACKS)との共同作業を強化し、共同購買と建築作業の分担を伴う共同作業を実現します。

このように、川崎製作所は、世界各地からの多様な船舶の建造需要に応えながら、坂出事業所をはじめとするグループ全体での商船事業の競争力を高めていきたいと考えています。

カテゴリー: 船舶, 造船