米軍は木曜日、米海軍の空母ハリー・S・トルーマン(CVN 75)がエジプト近海で商船と衝突したと発表した。ただし、原子力空母は安定しており、負傷者はいなかった。
米海軍は声明で、空母ハリー・トルーマンがエジプトのポートサイド近海で作戦中に水曜日夜遅くにベシクタシュMと衝突したと述べた。
「衝突によりハリー・S・トルーマン号が危険にさらされることはなく、浸水や負傷者の報告はない。推進装置は影響を受けておらず、安全で安定した状態にある」と海軍は付け加えた。
米海軍艦艇の衝突は極めてまれだが、2017年にはアジア太平洋地域で2隻の軍艦が衝突事故を起こした。17人の水兵が死亡したこの事故は海軍の訓練と作戦のペースに疑問を投げかけ、議会での公聴会と数人の士官の解任につながった。
全長1,096フィート(333メートル)のトルーマン空母は、エンパイア・ステート・ビルの高さとほぼ同じ長さで、5,000人の乗組員にとっては水上の都市だ。
4.5エーカーの飛行甲板には、F/A-18Fスーパーホーネット攻撃機を含む90機の航空機を収容できる。ミサイルは駐機中のジェット機に搭載され、水兵は格納庫内のトレッドミルで走る。
(ロイター)