欧州連合は月曜日、紅海での「航行の自由の回復と保護を目的とした」海軍任務を開始した。
エウナフフォル・アスピデスと名付けられたこの「防衛的海上治安作戦」は、イランと同盟を組むフーシ派武装勢力が、イスラエルとの戦争中のパレスチナ過激派組織ハマスを支援するため、紅海で国際船舶への攻撃を開始したことを受けて実施された。
EUのジョゼップ・ボレル外交政策責任者は声明で、「欧州連合は高度に戦略的な海上回廊における海洋安全保障と航行の自由を回復する必要性に迅速に対応している」と述べた。
「防衛任務の範囲内で、この作戦は海洋状況の認識を提供し、船舶に同行し、海上で起こり得るマルチドメイン攻撃から船舶を保護する」と声明は付け加えた。
声明では関与する船舶の数は明らかにされておらず、EU報道官はコメント要請に応じなかった。しかしEU外交官らは以前、EUのいわゆる共通安全保障・防衛政策(CSDP)の一環として、当初はEU指揮下の3隻の船舶が参加する予定だとロイターに語った。
ドイツはすでに今月初めにこの任務に参加するため防空フリゲート艦を派遣しており、外交官2人はフランスとイタリアも貢献するとロイターに語った。
EUは、このミッションはバーブ・アル・マンダブ海峡とホルムズ海峡の主要な航路に沿って活動するほか、紅海、アデン湾、アラビア海、アフガニスタン湾の公海でも活動すると発表した。オマーンと湾岸。
(ロイター - シャーロット・ヴァン・カンペンハウト氏とアンドリュー・グレイ氏が報告、マーク・ポッター氏が編集)