海軍はフーシ派の紅海攻撃を阻止するために強化している

レネ・マルテズーとジョナサン・ソール4 6月 2024
(写真:サマンサ・アラマン/米海軍)
(写真:サマンサ・アラマン/米海軍)

ギリシャのクリストス・スティリアニデス海運相は火曜日、ロイター通信とのインタビューで、紅海における海軍任務間の緊密な国際協力により、過去1週間のイエメンのフーシ派による攻撃件数が減少すると語った。

ギリシャには、紅海における欧州連合の海軍作戦本部があり、ギリシャ語で「盾」を意味する「アスピデス」と呼ばれている。

「我々にとって、この1週間で攻撃の件数と激しさが著しく減少したことは満足のいくことだ。これが現実だ」とスティリアニデス氏はアテネで行われたポシドニア海運週間の会場で語った。

「これは、国際社会が決断力を持ってこれを阻止できるという新たな証拠だ」

アスピデスは、昨年11月以降紅海地域でドローンやミサイルによる攻撃を繰り返し、他の交通量の多い水路にも攻撃を拡大しているイラン系フーシ派過激派による攻撃から船舶を警備するために今年設立された。

フーシ派は、自分たちの攻撃はイスラエルのガザ戦争におけるパレスチナ人との連帯行為だと説明している。

元欧州委員会委員のスティリアニデス氏は、海運業界では第2次世界大戦以来、政治的動機による攻撃は見られなかったとし、こうした攻撃は「地政学的、商業的、法的、環境的に、目に見える影響」を引き起こしていると付け加えた。

同氏は、最近の削減は、アスピデス作戦と米国主導の「繁栄の守護者作戦」が、この地域の貿易の自由の回復に役立ち、相互に補完し合っていることを示すものだと述べた。

フーシ派はルビーマール号を沈没させ、別の船を拿捕した。別の攻撃では船員3人が死亡した。

同氏は、船舶保有量で海運業界をリードするギリシャも影響を受けていると述べ、それがギリシャがEUの取り組みでより主導的な役割を果たすことを決めた理由でもあると付け加えた。

フーシ派はここ数週間、ギリシャが運航する船舶少なくとも2隻に対して攻撃を開始した。

「最前線に立つことにためらいはない」と彼は語った。「海事分野の第一人者である国として、我々は責任と義務を果たさなければならない」


(ロイター通信 - ウィリアム・マクリーン記者による編集)

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