ベネズエラの国営エネルギー会社PDVSAは木曜日、同社の請負業者が運航する石油運搬船がマラカイボ湖で沈没し、少なくとも2人が死亡、4人が行方不明になったと発表した。
関係者や同社の内部報告によると、木曜早朝の事故で4人が死亡したと報じられていた。しかしPDVSAは、行方不明の4人を探す救助活動はまだ終わっていないと述べた。
「PDVSAは、油井メンテナンスサービスを提供するSOSCA社の船「Chantase G」が、その地域に影響を及ぼしている悪天候によりマラカイボ湖で不幸にも沈没したと報告する」と同社は発表した。
報道によれば、さらに19人が木曜朝に事故現場で無事に救助されたという。
ベネズエラの国内港とカリブ海諸国の間で石油や燃料を輸送するはしけ船による事故が頻発している。3月には、ベネズエラから航行中のはしけ船が転覆し、トバゴ島近海で大規模な燃料油流出事故が発生し、カリブ海諸国数カ国を襲った。
(ロイター通信 - ミルセリー・グアニパ、マリエラ・ナバ、デイジー・ブイトラゴ記者による報告、マリアンナ・パラガ、レスリー・アドラー記者による編集)