イエメンのフーシ派がパレスチナ人と連帯して航路を攻撃し続ける中、アデン湾で米国船籍で所有・運航している石油タンカーMVトールム・トールを標的にしたと、イラン同盟組織の軍報道官ヤヒヤ・サレア氏が日曜日に発表した。ガザで。
サレア氏はテレビ演説で、同グループは「多数の適切な海軍ミサイル」でタンカーを標的にしたと付け加えた。
米中央軍(CENTCOM)は、土曜日、誘導ミサイル駆逐艦メイソンがイエメンのフーシ派支配地域からアデン湾に発射され、タンカーを標的とした可能性が高い対艦弾道ミサイル1発を撃墜したと発表した。
USSメイソンもMVトーム・ソーも損傷はなく、負傷者もいなかったとCENTCOMは声明で付け加えた。
イエメンの最も人口の多い地域を支配しているフーシ派は、ガザでのイスラエルの軍事作戦に対する抗議として、11月19日以来、商船に向けて爆発するドローンやミサイルを発射している。
米国と英国はイエメンのフーシ派標的への攻撃を開始し、民兵組織をテロ集団として再指定した。
イスラエルとパレスチナのイスラム主義組織ハマスとの戦争による混乱は、中東の他の地域にもある程度波及している。重要な航路に対するフーシ派の攻撃とは別に、イランが支援するレバノンのヒズボラ組織がイスラエルとレバノンの国境沿いでイスラエルと銃撃戦を繰り広げ、親イランのイラク民兵組織が米軍を駐留する基地を攻撃した。
(ロイター - エナス・アラシュレイ記者、ジョナサン・オーティス氏とポール・シマオ氏編集)