イエメンのフーシ派は水曜日、ガザ地区のパレスチナ人との連帯を示すキャンペーンの一環として、アデン湾で米軍艦とされる船舶4隻をドローンと海軍ミサイルで攻撃したと発表した。
イランと同盟関係にある同グループは、米駆逐艦とともに「MSCダーウィン、MSCジーナ、MVヨークタウン」を攻撃したと、同グループの軍事報道官ヤヒヤ・サレア氏はテレビ演説で述べた。
米軍は火曜日、フーシ派が発射し、おそらくヨークタウンを標的としていたと思われる対艦弾道ミサイルをアデン湾上空で撃破したと発表した。
米中央軍は、この事件で米軍、連合軍、商船に負傷者や被害は報告されていないと付け加えた。
数か月にわたる紅海でのフーシ派の攻撃により、世界の海運は混乱し、企業は南アフリカを迂回するより長くて費用のかかる航路に変更せざるを得なくなり、イスラエルとハマスの戦争が拡大して中東全域が不安定化するのではないかという懸念が高まっている。
米国と英国は船舶への攻撃への報復としてフーシ派の拠点に対する攻撃を実施した。
(ロイター - エナス・アラシュレイ、ハテム・マーハー記者による報告、マーク・ハインリッヒ、ディーパ・バビントン記者による編集)