リフィニティブのデータによると、シェニエール・エナジーのザビーヌ・パスLNG輸出施設は今週、メンテナンスを終えてフル生産に戻った。
生産量の増加は、プラントのメンテナンスにより生産量が一部抑制されたため、第3・四半期の米国液化天然ガス(LNG)輸出量を支援すると予想されているが、5月の液化天然ガス(LNG)輸出量は過去最高だった4月の801万トンから766万トンに減少した。
データプロバイダーのリフィニティブによると、ルイジアナ州に本拠を置く輸出施設は6月1日から天然ガス消費量の削減を開始し、5月31日の日量4.56bcfdから37億7000万立方フィート(bcfd)に減少した。
シェニエール氏からのコメントは得られていない。
サビーネ峠では先週末からガス消費量が増加し始め、金曜日には約4.3bcfdを集める軌道に乗っていた。これは6月22日の最近の安値から約2.1bcfd増加した。
チューダー・ピッカリング・ホルトのアナリスト、マット・マーフィー氏は金曜日、サビーヌの回復に伴い、米国のLNG原料ガス需要は過去数日間で12.7bcfdに向けて回復したと述べた。同氏は、2023年第3四半期までに需要が14bcfdを超える可能性があると予測した。
(ヒューストンではカーティス・ウィリアムズ、ニューヨークではスコット・ディサヴィーノが報告;バーバラ・ルイスが編集)