イラン海軍、射程600キロのミサイルを搭載した新型艦艇を公開

（写真：IRGC）

半国営タスニム通信が水曜日に報じたところによると、湾岸における米国との緊張が高まる中、イラン革命防衛隊海軍は射程600キロのミサイルを搭載した新型艦艇を公開した。

この発表は、イランの管理下にあるがアラブ首長国連邦が領有権を主張している湾岸３島のうちの１つであるアブ・ムサ島沖での軍事演習中に行われた。

同通信はミサイルに関する詳細は明らかにしなかったが、島々を防衛する必要性について司令官の発言を引用した。

革命防衛隊のアリレザ・タンシリ海軍司令官は、「ペルシャ湾の島々はイランの名誉の一部であり、われわれはそれらを守る」と述べ、湾岸の安全は地域諸国が提供する必要があると付け加えた。

「ペルシャ湾はこの地域のすべての国々に属している…これらの国々は非常に慎重であり、域外諸国の陰謀や分裂計画に陥ることを防がなければならない」と同氏は付け加えた。

ここ数カ月のイランによる商船拿捕を受けて、米国は先月、中東地域の水路を監視する目的で、軍艦とともに追加のF-35戦闘機とF-16戦闘機を中東に派遣した。

(ロイター - ドバイ・ニュースルームによる報告、ムラリクマー・アナンタラマン、ロバート・バーセルによる編集)