米空母の乗組員全員が新型コロナウイルス検査を受ける

13 6月 2023
2020年3月24日、フィリピン海に浮かぶニミッツ級航空母艦セオドア・ルーズベルト(CVN 71)(米海軍写真:ジョーマーク・A・アルマザン)
2020年3月24日、フィリピン海に浮かぶニミッツ級航空母艦セオドア・ルーズベルト(CVN 71)(米海軍写真:ジョーマーク・A・アルマザン)

米海軍当局者は木曜日、空母セオドア・ルーズベルトの船員でウイルス検査で陽性反応が出た船員が増加したことを受け、乗組員5000人全員がコロナウイルス検査を受けると発表した。

この動きは、コロナウイルスが軍に与えた影響を示す最新の例だ。

トーマス・モドリー米海軍長官代理は国防総省の記者会見で、太平洋上の空母は軍事作戦を遂行する能力はあるものの、太平洋上のグアムに寄港すると述べた。

モドリー氏によると、船員計8人がコロナウイルス検査で陽性反応を示し、 火曜日の3人から増加した

国防総省当局者は匿名を条件に、実験が続けばその数は数十件に急増する可能性があると語った。

セオドア・ルーズベルト大統領の補完部隊には、海軍飛行士や慣習的に海兵隊員も含まれている。

モドリー氏は、空母は乗組員から採取したサンプルのウイルス検査を少量行うことはできるが、海軍は他の研究所で検査ができるか検討中だと述べた。

今月初め、この運送業者はベトナム中部の都市ダナンを訪問した。

木曜日の時点で、世界中の米軍人280人がコロナウイルス検査で陽性反応を示しており、その中には海軍の104人が含まれている。

モドリー氏は「われわれは上昇傾向にある」と述べたが、その理由を語るのは時期尚早だと述べた。


Idrees Ali によるレポート。編集:野見山千津

カテゴリー: 海軍