英国の海上警備会社アンブリー社は木曜日、イエメン沿岸に隣接する紅海域のエリトリアのマッサワ港の北東92海里の海域で商船が小火器による攻撃を受けたと報告したと発表した。
英国海上貿易局(UKMTO)はその後まもなく、武装した人物を乗せた小型ボートがマッサワの北東約95海里の小型沿岸貨物船のすぐ近くで航行しているという目撃報告を受けたと発表した。
UKMTOの勧告書には、当局が捜査中であると付け加えられている。まだどのグループもこの攻撃を主張していない。
イランと連携するフーシ派過激派は、ガザ戦争におけるパレスチナ人への支持を示すため、11月以来、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、アデン湾の重要な航路で、イスラエルまたは米国行きまたは関係があるとみなす船舶に対して、ドローンやミサイルによる攻撃を繰り返している。
このため、船会社は貨物の輸送経路を南アフリカを迂回するより長距離で費用のかかるルートに変更せざるを得なくなり、イスラエルとハマスの戦争が拡大し中東の不安定化を招くのではないかという懸念が高まっている。
(ロイター通信 - エナス・アラシュレイ記者、ジャイダ・タハ記者執筆、アンドリュー・カウソーン記者とアナ・ニコラシ・ダ・コスタ記者編集)