ジブチ北方でドローン攻撃を受け、船舶は「表面的な損傷」を受ける

20 2月 2024
(画像:英国海上貿易業務)
(画像:英国海上貿易業務)

英国海事貿易業務局(UKMTO)は月曜日、ジブチ北60海里の紅海で船舶がドローンの衝突を受け「表面的な損傷」を受けたと発表した。

英国の海上警備会社アンブリーも火曜日早朝、ジブチの北約60海里で起きた事故で、マーシャル諸島船籍のばら積み貨物船が無人航空機によって物理的損傷を受けたと発表した。

UKMTOとアンブリーが報告した2つの事故が同じ船舶に関連しているかどうかは不明である。

UKMTOは勧告文書の中で、この攻撃により船の居住上部構造に軽度の損傷が生じたと述べた。

「乗組員は無事と報告されており、船は次の寄港地へ向かっている」と勧告は述べた。

イランと同盟を組むイエメンのフーシ派は、ガザ戦争でパレスチナ人と連帯して行動していると主張し、11月以来紅海とバブ・アル・マンダブ海峡で無人機とミサイルによる攻撃を繰り返している。

ガザ紛争は中東の他の地域にも波及している。レバノンのイランと同盟を組むヒズボラは国境沿いでイスラエル軍と銃撃戦を行っており、イラク武装勢力はイラク駐留の米軍を攻撃している。

米軍と英国軍はフーシ派施設への複数回の攻撃で対抗しているが、これまでのところ攻撃を阻止できていない。


(ロイター - ハテム・マハー氏、アダム・マカリー氏、ヨムナ・エハブ氏、エナス・アラッシュレイ氏による報告、サンドラ・マーラー氏、スティーブン・コーツ氏による編集)

カテゴリー: 事故, 海洋安全保障