イエメンのフーシ派指導者アブドル・マリク・アル・フーシ氏は木曜日、同組織は目的地を問わずイスラエルへの物資供給や輸送に関係するあらゆる企業の船舶を標的にすると述べた。
同氏は、これはガザ地区南部の「ラファに対するイスラエルの侵略」に対する報復の第4段階の激化だと述べた。
「今後、我々は第5段階、第6段階についても検討しており、敵に対して非常に重要かつ繊細で影響力のある選択を迫られている」と同氏は付け加えた。
紅海でのフーシ派による数ヶ月に及ぶ攻撃により、世界の海運は混乱し、企業は南アフリカを迂回するより長くて費用のかかる航路に変更せざるを得なくなり、イスラエルとハマスとの戦争が拡大して中東全域の不安定化を招く恐れがあるとの懸念が高まっている。
米国と英国は船舶への攻撃への報復としてフーシ派の拠点に対する攻撃を実施した。
(ロイター通信 - クラウダ・タニオス、アハメド・トルバ記者による報告、トビー・チョプラ記者による編集)