マルセイユ検察当局は日曜、フランス海軍に拿捕された石油タンカーの船長が、偽旗作戦を行っていたかどうかの捜査のため拘束されたと発表した。
「グリンチ」と名付けられたこの船は木曜日に地中海で拿捕され、その後フランスの港湾都市沖に停泊するように方向転換された。ロシアが制裁下でも石油を輸出することを許可している影の船団の一部である疑いがあるという。
検察当局は声明の中で、ロシアについては言及しなかったものの、インド国籍の58歳の船長は予備捜査の一環として拘留されたと述べた。
フランス当局によれば、この船はコモロ国旗を掲げて1月初めにロシアのムルマンスク港を出港したという。
声明によれば、他の乗組員もインド国籍で、調査官が船の国旗と航海書類の有効性を確認している間、船内に留まるという。
EUはロシアに対して19の制裁措置を課しているが、モスクワはほとんどの措置に適応し、インドや中国などの国々に数百万バレルの石油を通常は割引価格で販売し続けている。
石油の多くは、西側諸国の海運業界の外で操業するいわゆる「影の船団」によって運ばれている。
フランスは10月、別の制裁対象タンカー「ボラカイ」を西海岸沖で拿捕し、数日後に釈放した。
(ロイター通信 - マーク・レラス記者、リー・トーマス記者、アンドリュー・ヘブンズ記者による編集)